複数借金の解決策としての選択肢

いくつものカードローンやキャッシングを使ってしまい、返済がどうにも厳しくなってしまった場合には、現状からの打開策を練る必要があります。今のままで返済を続けていてもいつかはパンクをしてしまい、返済が出来なくなればそれこそ最悪の場合には自己破産となるでしょう。

そこまではいかなくとも、まだ返済は出来ているけど、もう少し毎月の支払いを楽にしたいと考えるときに利用されるのが、おまとめローンです。

消費者金融のカードローンでも行っていますが、主に低金利の銀行カードローンがメインとなるおまとめローンは、複数の借金を一本化し、返済を1社の1回で済ませることによる手間の削減、まとまった金額を1社から借りることによる金利の低下が期待出来る借り方となります。

借り入れ金額や現状の利用にもよりますが、100万円以上の借り入れ総額がある場合にはおまとめローンの前後で利息負担は目に見えて変わるようにもなり、月々の返済も楽になります。

しかし、最近では「おまとめローンを使うよりも債務整理をするべきだ」とするウェブ上のコンテンツも見かけます。とても信じられない話ですが、果たしてどういったことなのでしょうか。

おまとめローンでは利息が無駄とする意見

おまとめローンは借金の整理ではないため、当然ですが返済をします。おまとめ後でも下がる場合の多い金利に応じた利息の支払いも必要となり、月々の元金の一部に乗せて利息の支払いを進めるようになります。

「おまとめより債務整理を」とする意見では、この利息自体が無駄と言っています。おまとめローンの中には一月あたりの返済金額をなるべく少なくするため、返済期間を10年などの長期に設定しているものがあります。これが無駄だと言いたいのだそうです。

たしかに返済期間が延びれば、最終的な利息の払いは大きくなります。しかし、利息は大きくなったとしても、しっかりと払い終えれば信用情報にもカードローンの完済とする記録が残り、特に目立ったネガティブ要素にはなり得ません。

対して債務整理の場合には、自己破産にしても任意整理にしても他の方法にしても、何れも信用情報にネガティブな情報が記録される「ブラック」の状態となります。

おまとめローンを利用する方を債務整理に導くとすれば、安定した収入による返済する財源と意思はあるため、恐らくほとんどの場合で任意整理となるでしょう。任意整理となれば、多くは3年をかけて減額した借金を払っていくようになり、ブラックの情報は完済をしてから5年間は消えません

3年かけて払って完済をし、ブラックの情報を抱えたまま更に5年の年月を待ちます。その間は基本的にクレジットカードも作れず、支払いは全て現金で行うようになってしまいます。そんな生活を完済してから5年、任意整理の支払いを始めてから8年間も続けなければならず、後悔をしたところで記録された信用情報はどうにもならないのです。

ブラックの状態は思っている以上に不便な生活を強いられるものであり、債務整理をする際にはそのあたりに関しての説明が不十分であったり、知識が不足している場合もありますので、十分に注意をして下さい。

ブラックになることの問題点

「利息が無駄、だから債務整理をしましょう」とは言っても、利用者側が今後数年間に渡って抱えるであろう私生活の面での問題点までは責任を持ちません。おまとめローンのデメリットとして「借金の引き直し計算が出来なくなってしまう」とも言い出しますが、そもそも借金の引き直しにしても債務整理の一部として行いますので、結局はブラックになります。

ブラックになってしまうとクレジットカードは作れないのは当然として、他にも次のようなデメリット、問題点が私生活の中で出てきます。

賃貸マンション契約が出来ない可能性

信用情報がブラックになると、引っ越しの際の賃貸マンション契約が出来ない可能性があります。

最近の比較的新しいマンションでは、大家に代わって保証会社が家賃の引き落としをするケースが多くなっています。大家としては手間をかけずに安定して家賃が取れ、保証会社はマージンが取れる形です。

問題となるのは大家ではなく保証会社であり、マンションの保証会社は多くが信販系業者となっています。信販系業者とはクレジットカードの発行をしているところであり、マンション契約をする際に家賃の引き落としのためのクレジット契約をしなければならないケースが多いのです。

借金ではない家賃の支払いに関しては、本来であれば信用情報を見ることは無いのですが、クレジット契約となれば話が変わってしまいます。信販系業者は違法性なく信用情報の照会ができ、ブラックとなっていれば家賃の回収にも問題が生じる可能性ありと判断して、マンションの審査に通らなくなってしまいます。

スマートフォンが割賦で買えない可能性

最近の携帯電話、特にスマートフォンは非常に高額になっており、一括で購入をしようとすると10万円近くの出費となる場合もあります。払えないけど最新の機種は欲しいと考えたときに便利な分割による割賦払いも、ブラックでは審査に通らない可能性があります。

スマートフォンの分割払いも割賦販売法に基づくものとなり、信用情報の照会も記録も行います。クレジットカードやカードローンの審査に比べれば基準も大幅に低いものですが、ブラックのために通らなかったという声も多く聞かれます。

また、スマートフォン契約は一括よりも分割払いの方が実質的な機種代金が安くなる場合もあるため、無理して一括で買っても損をしてしまうのです。

資格や職業が制限される可能性

自己破産をした場合に限りますが、一部の資格や職業においては、自己破産者は不可とするものがあります。お金の絡むもの、特に信用を必要とするものについては大体が不可としているため、将来的に必要とする資格であったり、就こうと思っている職業である場合には非常に大きなデメリットとなってしまいます。

ブラックになる覚悟があるかどうか

おまとめローンより債務整理を選ぶのであれば、今後の生活にかかるデメリットや問題点をしっかりと理解しておかなければなりません。目先の利息が無駄、支払いを片付けたいとの安易な気持ちで債務整理をしてしまうと、必ずと言っていいほど後悔をするでしょう。

よくよく考えた上での債務整理であれば後悔も無いかとは思いますが、特に考えもせず、弁護士に言われるがままに債務整理をしてしまうのは決して正解ではないのです。

債務整理は使い方次第

債務整理はどちらかと言うと、借金の返済が出来なくなった方のためにあるようなものです。返済が出来ているのに債務整理を選んでしまうと、上記のような様々なデメリットによって生活に支障が出てしまいます。

個人的には債務整理は否定も肯定もしませんが、「おまとめローンを使うぐらいなら債務整理」とする意見に関しては、とても賛成出来るものではありません。自分自身の将来にも関わる問題ですので、言われるがままにするのではなく、おまとめローンにしても債務整理にしても自身でよく考えて判断をするようにして下さい。

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